歯ぎしり・噛みしめが引き起こす歯のトラブルと口臭リスク

未分類

歯ぎしり・噛みしめは意外と多い?

「朝起きると顎がだるい」「歯がすり減っている気がする」
こんな症状がある人は、無意識に歯ぎしりや噛みしめをしている可能性があります。

成人の5人に1人が歯ぎしりをしているともいわれ、ストレス社会の現代では誰でも起こり得るトラブルです。


歯ぎしり・噛みしめが招く歯のトラブル

① 歯の摩耗や破折

強い力で歯と歯をこすり合わせることで、歯の表面(エナメル質)が削れたり、最悪の場合は歯が欠けたりヒビが入ったりします。

② 詰め物・被せ物の破損

セラミックやレジンなどの補綴物も歯ぎしりの力に弱く、外れたり割れたりしやすくなります。

③ 顎関節症

歯ぎしりの強い負荷で顎の関節に負担がかかり、「口を開けにくい」「顎が痛い」などの顎関節症を引き起こすことがあります。

④ 歯周病の悪化

歯や歯ぐきに過度な力がかかることで歯周組織にダメージが加わり、歯周病を進行させる要因になります。


歯ぎしりと口臭の意外な関係

✅ 歯ぎしりで歯や補綴物に傷がつくと、細かい溝に汚れや細菌が溜まりやすくなります
✅ 噛みしめによって唾液の分泌が減り、口が乾燥して細菌が繁殖
✅ 歯ぐきの炎症が進み、膿や出血を伴う口臭が発生するケースも

歯ぎしり・噛みしめは「音がしないタイプ」もあり、自覚がないまま口臭やトラブルが進行してしまうことがあります。


歯ぎしり・噛みしめセルフチェック

✅ 朝起きたとき顎やこめかみがだるい・痛い
✅ 歯の先端がすり減って平らになっている
✅ 歯ぐきが下がってきた気がする
✅ 詰め物や被せ物がよく外れる
✅ パートナーに「夜中ギリギリ音がする」と言われたことがある

複数当てはまる人は歯科医院に相談しましょう!


歯ぎしり・噛みしめの対策方法

① ナイトガードの装着

寝ている間の歯ぎしり対策として歯科医院で作れるマウスピース「ナイトガード」が有効。歯や顎を守ります。

② ストレスケア

歯ぎしりの多くはストレスが原因。趣味やリラックス法でストレスをためない工夫を。

③ 噛みしめを意識する

日中、無意識に噛みしめていないか意識してみるだけでも改善につながります。

④ 歯並び・噛み合わせの改善

歯並びのズレが原因の場合、矯正治療で歯ぎしりが軽減することもあります。


まとめ:歯ぎしり・噛みしめは早めの対策を

歯ぎしり・噛みしめは歯の摩耗や破損だけでなく、口臭や歯周病のリスクも高めます。
「自分は大丈夫」と思っていても無意識に行っていることが多いので、セルフチェックをして早めに対策しましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました