根管治療後なのにズキズキ…それ、感染再かも?

虫歯

【導入】

「神経を取ったのに、なんでまだ痛いの…?」
根管治療後にズキズキとした痛みが続いているなら、もしかすると**「再感染」**が起きているのかもしれません。
今回は、根管治療後に痛みがぶり返す原因や、放置するとどうなるのか、早めに取るべき対処法までを詳しく解説します。


【根管治療とは?ざっくりおさらい】

歯の神経が炎症を起こしたとき、神経を取り除いて中をキレイにするのが「根管治療」。
虫歯が神経まで達した場合や、痛みがひどいときに行われる治療です。
本来ならこれで痛みはおさまるはず…なのに、なぜか続く・ぶり返すことも。


【原因1】治療中に細菌が残っていた

根管の中はとても細くて複雑な構造。
見えない場所に細菌がわずかでも残っていると、再び炎症を起こすことがあります。
これを「再感染」と呼びます。


【原因2】被せ物や詰め物のすき間から細菌侵入

治療後、歯をしっかりふさぐ詰め物がきちんとフィットしていないと、すき間から細菌が侵入してしまうことも。
このとき、内部の根管に再度感染が広がり、痛みが出ることがあります。


【原因3】治療の途中で中断してしまった

「途中で通うのやめちゃった…」そんなケースも危険です⚠️
根管治療は何回かに分けて行うことが多く、途中で放置すると治療中の歯が再感染しやすくなります。


【放置するとどうなる?】

  • 感染が広がり、強い痛み・腫れ・膿がたまる可能性も
  • 歯ぐきや顎の骨までダメージが進み、最悪は抜歯になることも
  • 他の歯や全身にも悪影響が出るケースも

【対処法】早めの再診がカギ

痛みが続いているなら、歯科医院に相談するのが最優先!
再治療で細菌の再除去を行う場合もあれば、CT撮影などで原因を特定してから対応することもあります。
症状が軽いうちなら、短期間の治療で済むこともあります。


【まとめ】

「もう治ったと思ったのに…」という根管治療後の痛み。
それは、体が出してくれている大切なサインかもしれません。
無理に我慢せず、早めの受診で大切な歯を守っていきましょう。

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