目次
【導入】
歯の治療が終わってホッとしたのも束の間、「あれ?なんか噛みづらい…」そんな違和感を覚えたことはありませんか?
特に詰め物や被せ物をしたあと、「噛み合わせがズレているかも?」という不安を抱える人は意外と多いもの。
今回は、噛み合わせのズレが起こる原因と、それを放置したときのリスク、そして対処法をわかりやすく解説していきます。
【原因1】詰め物や被せ物の高さが合っていない
歯科治療では、噛み合わせを調整する工程がありますが、ほんのわずかなズレでも違和感が出ることがあります。
特に、銀歯・セラミック・仮歯などの高さが周囲の歯と合っていないと、無意識に違和感を覚えるのです。
【原因2】麻酔の影響でズレに気づきにくい
治療直後は麻酔が効いているため、細かな感覚が鈍ってしまうことも。
「大丈夫そう」と思って帰っても、数時間後に違和感が出るケースも珍しくありません。
【放置したらどうなる?3つのリスク】
① 顎関節症のリスク
片側ばかりで噛むようになったり、バランスが崩れたまま過ごすと、顎の関節に負担がかかってしまいます。
開閉時の「カクカク音」や「顎のだるさ」が出ることも。
② 他の歯への悪影響
一部の歯に負担が集中すると、健康な歯まで痛みやすくなったり、歯並びの変化が起こることも。
③ 食事の満足度低下・ストレス
よく噛めない状態が続くと、消化不良やストレスの原因にもなります。
また「なんとなく不快」という状態が続くだけでも、生活の質が下がってしまいます。
【対処法】違和感があるなら迷わず歯科へ
「ちょっとズレてる気がするけど、我慢すれば大丈夫かな…」という気持ちはとてもわかります。
でも、早めに調整してもらう方が圧倒的にラクで簡単です。
歯科では、専用の紙で「どの歯が強く当たっているか」を調べてくれるので、調整は数分〜十数分で済むことがほとんど。
【まとめ】
噛み合わせのズレは、我慢してしまいがちだけど、放置するとリスクが大きい問題です。
「少しの違和感でも、体は正直」です。
自分の感覚を信じて、早めに歯医者さんに相談してみましょう。
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