「歯磨き粉、結局どれを選べばいいの?」
ドラッグストアに並ぶたくさんの商品を前に、こんなふうに迷った経験はありませんか?歯磨き粉は、自分の口内環境や悩みに合ったものを選ばないと、思ったような効果が得られないことも。
今回は、目的別におすすめの歯磨き粉をわかりやすくご紹介します。あなたにぴったりの1本がきっと見つかりますよ😏
目次
虫歯予防におすすめの歯磨き粉
虫歯対策には「フッ素」がカギ。フッ素は歯を強くして、再石灰化を促進し、虫歯の進行を防ぐ働きがあります。
✔ おすすめ成分
- フッ化ナトリウム(フッ素濃度950〜1450ppmが目安)
✔ 商品例
- クリニカアドバンテージ(ライオン)
- チェックアップ スタンダード(ライオン)
→ 低発泡・低研磨で、長時間のブラッシングにも◎
口臭対策におすすめの歯磨き粉
口臭が気になる方には、「殺菌」「消臭」成分が含まれた歯磨き粉がおすすめ。舌苔や歯周病由来の口臭にもアプローチしてくれます。
✔ おすすめ成分
- CPC(塩化セチルピリジニウム):殺菌作用
- LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム):臭いの原因菌を除去
- 塩化亜鉛:ニオイ物質の中和
✔ 商品例
- NONIO(ライオン)
→ 爽快感が強く、長時間ニオイをカバー - オーラツー プレミアム ステインクリア
知覚過敏におすすめの歯磨き粉
冷たいものや甘いものがしみる…。そんな知覚過敏には、神経の過剰な反応を抑える成分や、象牙質の穴をふさぐ成分が役立ちます。
✔ おすすめ成分
- 硝酸カリウム:神経の刺激を緩和
- 乳酸アルミニウム:歯の表面をコーティング
✔ 商品例
- シュミテクト シリーズ
→ 「コンプリートワンEX」や「やさしくホワイトニング」など悩みに応じた種類が豊富
歯周病・歯肉炎におすすめの歯磨き粉
歯ぐきの腫れや出血が気になる場合は、抗炎症成分や殺菌成分が入った歯磨き粉を選びましょう。歯周ポケットのケアが大切です。
✔ おすすめ成分
- トラネキサム酸:炎症を抑える
- IPMP(イソプロピルメチルフェノール):殺菌
- β-グリチルレチン酸:歯ぐきの炎症を鎮める
✔ 商品例
- デントヘルス(ライオン)
- GUM デンタルペースト(サンスター)
ホワイトニングにおすすめの歯磨き粉
着色汚れ(ステイン)を落としたい方は、研磨力のある歯磨き粉や、ステイン除去成分を含んだ製品を選ぶと効果的。
✔ おすすめ成分
- ポリリン酸ナトリウム:汚れを浮かせて除去
- ピロリン酸ナトリウム:着色除去
✔ 商品例
- アパガード プレミオ(サンギ)
→ ナノ粒子ハイドロキシアパタイトでエナメル質を補修しつつ白く - ルシェロホワイト(GC)
まとめ:目的別に選べば効果アップ!
毎日の歯磨きは、どんな歯磨き粉を使うかで効果が変わってきます。
悩み | キーワード成分 | 商品例 |
---|---|---|
虫歯予防 | フッ素 | クリニカ、チェックアップ |
口臭 | CPC、LSS | NONIO、オーラツー |
知覚過敏 | 硝酸カリウム | シュミテクト |
歯周病 | IPMP、トラネキサム酸 | デントヘルス、GUM |
ホワイトニング | ポリリン酸 | アパガード、ルシェロ |
なんとなく選ぶのではなく、「何を改善したいのか?」を明確にして選ぶことで、歯磨き粉はもっと“頼れる味方”になりますよ😏✨
あなたの大切な歯を守るために、ぜひ今日から自分に合った1本を見つけてみてくださいね。
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