目次
はじめに
歯磨きのときに血が出る…。
「たぶん磨きすぎかな」「ちょっと強くこすっちゃっただけ」
──そんなに、気軽にスルーしていませんか?
実はその出血、歯周病の初期症状かもしれません。
痛みがないから放置すると、取り返しの状態にならないことも…。
ここは、歯茎の出血が教えてくれる本当の危険サインについて、わかりやすくまとめました
。
歯茎の出血は「危険信号」だった?
歯磨き中に出血する原因として、どうしても強すぎるブラッシングや硬すぎる歯ブラシの使用も考えられます。
ただし、毎回出血している場合や、出血の量が多い場合は注意が必要です。
特に、以下のような症状が重なった場合は歯周病の可能性が考えられます:
- 歯茎が赤く腫れている
- 歯茎がむずがゆい・違和感がある
- 口臭が強くなってきた
- 歯がグラつく感じがする
これらはすべて、歯周病の初期〜中期段階でよく見られるサイン。
放置していると、歯を支える骨が溶けていき、最終的には歯が抜けることも…。
歯周病は「サイレントキラー」
歯周病の怖いところは、痛みがほとんどないまま進むことです。
虫歯のようにズキズキ痛むわけですが、見た目も大きく変わらないことが多いため、
「いつの間にか手遅れだった」というケースもほとんどありません。
特に30代以降は、加齢とともに歯茎の抵抗力が落ち、誰でも歯周病リスクが高まるような時期。
出血が続いたり、軽く見えずに一度歯科で検査を受けるのが安全です。
「磨きすぎ」が逆効果になることも?
よかれと思って強く磨いている人も多いですが、
力まかせの歯磨きは逆効果になることも。
- 歯茎が傷つきやすくなる
- 歯肉退縮(歯茎が下がる)
- 知覚過敏や歯の根が露出する
正しい歯磨きのポイントは、「優しくできるように」「歯と歯茎の周囲を見ていねいに」。また、歯ブラシは
柔らかいめ〜普通の毛質で十分です。
歯茎の出血が続いた場合にやるべきこと
①まずは1週間様子を見て
強くて残っている場合は、ブラッシングを見直してみましょう
。
②セルフチェックしてみる
鏡で見て、歯茎の腫れ・赤み・口臭・出血部位の変化を観察してみてください。
舌で見て「腫れてる?」と感じたら注意です。
③歯科医院でチェックを受ける
1週間以上出血が続く場合や、違和感が強い場合は歯科へ。
歯石が進んでいると、ある程度正しく磨いても治りません。
プロクリーニングと歯周ポケットの確認が必要です。
まとめ:出血は「お口のSOS」かもしれない
見たところ「ちょっとした出血」に思い当たるかもしれませんが、
慢性的な歯茎の出血は、れっきとした「異常」です。
「いつものことだから」「勝手治るだろう」ではなく、
「自分のお口の変化」に敏感になってあげてください。
、歯を許さないためにも──
まずは今日から丁寧な歯磨き、そして将来のチェックを忘れずに🦷✨
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