「最近、なんだか口の中がネバつく…」
「マスクを外すと、自分の口臭が気になる…」
そんなお悩み、感じたことはありませんか?
実はその原因、“舌苔(ぜったい)”かもしれません。
とくにマスク生活が続いたことで、気づかぬうちに舌苔が増えている人が急増中!
今回は、舌苔とは何か・なぜマスクで悪化するのか・そしてその予防法と対策をわかりやすくまとめてご紹介します。
目次
舌苔(ぜったい)とは?
舌の表面に白〜黄色っぽく付着する苔のようなもの、それが「舌苔」です。
この正体は、食べカス・細菌・古い粘膜・唾液の成分などの集合体。
多少ついているのは正常ですが、厚く付着していると口臭の原因になったり、見た目も不衛生に感じさせてしまいます。
なぜマスク生活で舌苔が悪化するの?
マスクによって口臭が気になる人が増えた背景には、口内環境の悪化があります。
なぜマスクが舌苔の増加につながるのか?主な理由は以下の通りです。
① 口呼吸が増える
マスクをつけていると、自然と口で呼吸してしまう人が多くなります。
口呼吸は唾液の分泌を減らし、舌の自浄作用が弱まります。
② 水分補給の回数が減る
マスクをつけていると、つい水を飲む回数が減ってしまいがち。
これも口の中の乾燥や細菌の増殖につながり、舌苔を悪化させる要因に。
③ 会話が減る
会話をすること自体が、舌や唾液を動かし口内を清潔に保つ「自浄行為」です。
会話の頻度が減ると、舌の動きも減って舌苔が溜まりやすくなります。
舌苔が増えるとどんなリスクがある?
- 強い口臭(とくに朝・空腹時・緊張時など)
- 味覚障害(舌の表面が覆われることで味を感じにくくなる)
- 細菌の温床(虫歯や歯周病のリスクが高まる)
見た目の問題だけでなく、全身の健康リスクにもつながることがあるため、日常的なケアが大切です。
舌苔を防ぐ・減らすための対策
✔ 舌磨きを取り入れる
朝の歯磨きと一緒に、専用の舌ブラシでやさしく舌をなでる習慣を。
ゴシゴシ強く擦るのはNG!粘膜を傷つけると逆効果です。
✔ 唾液を増やす工夫
- こまめな水分補給
- ガムを噛む(キシリトール入りがおすすめ)
- 口の体操(舌を回す・口を大きく開ける)
これらを意識するだけでも唾液量が増え、舌の自浄作用がアップします。
✔ 舌苔ケアに効果的な食品をとる
- 繊維質の野菜(レタス・キャベツなど)
- リンゴや大根など「噛みごたえのある食材」
- 梅干しやレモンなどの酸味食品(唾液促進に◎)
詳しくは、【舌苔対策におすすめの食べ物まとめ】の記事もチェックしてみてくださいね😌
まとめ:マスクの中でも、舌は“動かす”意識を
マスク生活が当たり前になった今、知らず知らずのうちに口内環境が悪化している人は少なくありません。
とくに「舌苔」は、自分では気づきにくいけれど、他人にニオイで伝わってしまう厄介な存在です。
こまめな水分補給、舌磨き、舌を動かす意識を忘れずに、
マスクの中でも清潔でフレッシュな口元を保ちましょう✨
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