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歯磨き、正しくできてる?その習慣、実は逆効果かも
毎日当たり前のようにしている歯磨き。でも、「正しい磨き方」ができている人は意外と少ないんです。
「虫歯はないのに口臭が気になる」「歯医者に行ったら磨き残しを指摘された」そんな経験、ありませんか?
実は、自己流のブラッシングでは、しっかり磨いているつもりでも歯垢が残ってしまい、虫歯・歯周病・口臭の原因になります。
この記事では、歯の健康を守るための“正しい歯磨き方法”を、初心者にもわかりやすく紹介します!
まずはここから!歯磨きの基本をおさらい
歯磨きの目的は「歯垢(プラーク)」を落とすこと。歯垢とは、細菌のかたまりで、虫歯や歯周病の原因になります。
✔ 歯垢は約24時間で形成され、48時間で石灰化(歯石)します
✔ 歯石になると、歯ブラシでは取れなくなり、歯科でのクリーニングが必要になります
つまり、毎日・正しく・すみずみまで磨くことが超重要!
道具選びも大事!歯ブラシと歯磨き粉の選び方
正しい歯磨きには、道具の選び方も大切です。以下を参考に、自分に合ったものを使いましょう。
歯ブラシの選び方
- ヘッドは「小さめ」がおすすめ(奥歯まで届く)
- 毛の硬さは「ふつう」または「やわらかめ」
- 持ちやすく、操作しやすいハンドルが◎
歯磨き粉の選び方
- フッ素入りのもの(再石灰化を促進)
- 口臭対策なら「殺菌成分入り」がおすすめ
- 知覚過敏がある人は「低刺激タイプ」を
正しい歯磨きの手順(大人向け)
ここからは、具体的な磨き方をステップごとに解説します!
① 歯ブラシの持ち方は「ペングリップ」
鉛筆を持つように軽く握ると、力が入りすぎず、細かく動かせます。
② 磨く順番を決めておくと◎
例えば「右上の奥からスタート→上前歯→左上→下の左奥…」のように、ルーティン化するのがおすすめ。
③ 1本ずつ丁寧に磨く
歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度に当て、小刻みに優しく動かします。1か所につき10〜20回くらい。
④ 表→裏→噛み合わせ面も忘れずに
見える部分ばかり磨いていませんか?歯の裏側や噛む面も、同じように磨くことが大事です。
⑤ ブラッシング時間は3分以上
「なんとなく終わった」で終わらせず、最低でも3分以上は磨きましょう。
補助アイテムも活用しよう
実は、歯ブラシだけでは歯垢の約60%しか落とせないと言われています。
磨き残しを防ぐために、以下のアイテムも取り入れてみましょう!
デンタルフロス(糸ようじ)
歯と歯の間の汚れを除去。特に虫歯や口臭の原因になりやすい部分なので、毎晩の使用を推奨。
歯間ブラシ
ブリッジや矯正中の方、歯間が広めの方におすすめ。サイズ選びが重要です。
マウスウォッシュ
殺菌効果が高く、仕上げに使うと口臭予防に◎。ただし、歯磨きの代わりにはなりません。
やってはいけないNG習慣
正しい磨き方を覚えると同時に、NGな習慣をやめることも大切です。
× 力任せにゴシゴシ磨く
歯ぐきを傷つけたり、歯の表面がすり減る原因になります。
× 磨き時間が短すぎる
1分未満の短時間磨きでは、プラークをしっかり除去できません。
× 寝る前の歯磨きをサボる
寝ている間は唾液の分泌が減るため、細菌が最も繁殖しやすい時間帯です。
寝る前の歯磨きは、1日の中で最も重要!
継続がカギ!歯磨きは「習慣化」が最強の武器
どんなに正しい方法を知っていても、継続しなければ意味がありません。
スマホでタイマーをセットしたり、歯磨きチェック表を使ったり、自分なりに習慣化する工夫をしてみましょう。
また、3ヶ月に一度は歯ブラシを交換し、歯科検診も定期的に受けることで、口内環境を良好に保てます。
まとめ|正しい歯磨きが一生の財産に
歯は一度失うと、二度と元に戻りません。
だからこそ、今のうちから正しい歯磨きを身につけて、虫歯・歯周病・口臭を予防することがとても大切です。
面倒に感じるかもしれませんが、3分の歯磨きで、未来の自分を守れるなら安いもの。
ぜひ今日から、丁寧なブラッシング習慣を始めてみてくださいね!
補足:おすすめの歯磨き習慣チェックポイント(コピペ用)
- 歯ブラシは小さめ&やわらかめ
- 磨く順番を決めてルーティン化
- 歯間ケアアイテムを併用する
- 最低3分!タイマー活用もOK
- 寝る前の歯磨きは必須!
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